幼稚園・小学校1年生からできる国語アプリ
・記憶系のものは本当にアプリが便利です。ちょっと教えておけば、あとは勝手に子どもがやってくれます。
効果ですが、まずまずあると思います。小学生になって読むほうはあまりこまってはいませんでした。書く系のアプリは精度が低いのと書くのが面倒で子どものモチベーションが下がったりするので、それほど子どもはやっていませんでした。ですので、書く方の効果はあまり期待しないほうが良いかと思います。
幼稚園時代にやった国語アプリでお勧めのものを紹介します。
・ひらがな系
漢字でもそうなのですが、指で書くアプリは精度が低い!めちゃくちゃな字でも正解になってしまうので、アプリとしては、まず読める・認識できることを目標にするのがいいでしょう。
このアプリメーカーのは楽しくて本当につくりが良いです。
・漢字系
1年生のものをやっていくと、1年もかからずに終わってしまうと思います。ですので、このシリーズの2年生のものもやってしまうというのも手です。
小学校への導入をスムーズにする程度として考えてください。書く方は小学校に入ってからで、漢字検定など短期的な目標をつくって、子どものモチベーションを高めても良いと思います。
拒食症治療研究の現在1(検索)
現在、摂食障害、その中でも特に拒食症の治療について研究はどうなっているのか調べて見ました。
PubMedという医学系の研究検索サイトがあります。これで拒食症のことを調べました。
拒食症は英語でAnorexia Nervosaというので、この検索語を入れて見ると・・・
14,533の研究がありました。
多すぎるので、研究の中でも特に信頼のおけるもの(=色々な研究を集めてきて、その結果を総合してまとめたもの、システマティックレビュー+メタアナリシスといいます)を検索しました。
検索語は"Anorexia Nervosa systematic review meta analysis"としました。
すると76の研究に絞ることが出来ました。
この研究を見ていくと、多くは治療というよりは原因や診断に関わるものが多かったです。治療に関わるものは私の調べた限り7つです。(本日現在)
それぞれについてはまた論文を読んでみようと思います。
・食事の仕方の介入?
・家族療法
・精神分析
・抗うつ薬
幼稚園・小学校1年生からできるアプリ: 計算編
アプリは勉強の大きな助けになります。
見た目も楽しいし、音楽もあるのであきません。
スピード感があるので、特に素早い計算の練習には持ってこいです。
かけざんまでは最初に手伝うだけですぐに慣れていきます。
デメリットとしては、アプリのスピード感はメリットでもありデメリットでもあります。計算は早くなるのですが、文章題のように思考を要する問題は抵抗感が強くなる印象があります。すぐに答えが出ないからです。
それから、手書きではないので(指で書くものもありますが)、実際に鉛筆をもって計算するのとちょっと感覚が違うことです。
しかし、この2点を考慮してもアプリはお勧めと思います。ユーチューブを見せるよりはアプリです。
今まで試したアプリの中でお勧めのものをご紹介します。
・たしざん、引き算
時間制限もあるし、クリアするとキャラクターがたまるなどの工夫があって、楽しくできます。
・かけざん
算数忍者のかけざん編です。これもリズミカルにできます。小学校へあがる前にかけざんまでマスターできます。
・総合編
これは計算の総合編です。割り算まであるので、長い間つかうことができます。算数忍者よりもレベルが色々あって長いです。また、クリアするとお金がたまってアイテムを買うという仕組みで、これもモチベーションがあがります。
あんざんマンの別バージョンです。これまで紹介したものは、問題があって、その答えを選ぶというものですが、これは答えがあって、その答えになる式を選ぶという形式なので、上記のアプリが簡単すぎるなというレベルになった時にお勧めです。
いずれもそんなに高くない割にはずっと使用できます。インストールしておけば、子どもは勝手にやってくれます。
ゲーム好きな子どもには非常におすすめです!
よかった小学校1年生の算数の問題集
当初は考える力をつけさせたいという気持ちから、計算よりも思考を重視した問題集をしていました。
「サピックスの問題集」や高濱 正伸さんの「算数脳パズル」、宮本哲也さんの「賢くなるパズル系」問題集がそれです。
ところが、学年が上がって、入塾のテストなどを受けていくと、あの考える練習は何だったのだろう?というほど点数に結びつきませんでした。
また、パズルだから、勉強っぽくなくて子どものモチベーションも上がるかなと思っていましたが、最初のうちは楽しくやっているのですが、すぐに普通に頭使う面倒くささというのが出てきて、やりたくない感じがでてきます。そこは困ったところでした。
ただ、そうはいえども、考えるという習慣は少しは身についてもいる感じもします。
一方で、計算に力を入れたつもりはないけれど、どんどん掛け算やらをやらせて行った結果、学校の勉強がつまらないと言うようになり、学校がやや嫌いになりそうな時期があったので、それはそれで心配でした。1年生の内は、学校の勉強もまずまず楽しめるくらいの負荷がいいのかもしれません。
2年生ころからパズルではなくて、少し算数っぽいものの導入がお勧めです。
最終的に、考える系と計算系のバランスが重要という結論に至りました。
というわけでお勧めは、
・考える系
考える系のお勧めは以下の通りですが、注意点としては最初は簡単なのですが、シリーズが進むと急に難しくなったりします。私の子どもは急に難しくなると一気にモチベーションが下がりました。ですので、考える系は一番簡単なのだけやるので十分かなと振り返って考えています。一年生ですし!
宮本先生のシリーズは入門とか初級系は結構楽しんでできると思います。最初は難しいかもしれませんが、一緒にやると良いと思います(問題集の注意書きには親が手を出すなと書いてありますが、ルールやコツを教えてあげた方が楽しくできます。親が手を出すなというのは私は同意しません。)そのうち、自分だけでできるようになります。
きらめき算数脳 入学準備~小学1年生 かず・りょう (サピックスブックス)
- 作者: サピックス小学部
- 出版社/メーカー: 主婦と生活社
- 発売日: 2014/08/01
- メディア: 大型本
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きらめき思考力パズル 小学1~3年生 図形センス入門編 (サピックスブックス)
- 作者: サピックス小学部
- 出版社/メーカー: 主婦と生活社
- 発売日: 2016/07/01
- メディア: 単行本
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きらめき思考力パズル 小学1~3年生 数センス入門編 (サピックスブックス)
- 作者: サピックス小学部
- 出版社/メーカー: 主婦と生活社
- 発売日: 2016/07/01
- メディア: 単行本
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サピックスのは終わったらシールとか貼って達成感があるし、色もついていて親しみやすいです。宮本先生系ではカバーできないパズルがたくさんあるので、これも良いです。
5歳?小学3年 考える力がつく 算数脳パズル なぞぺー(1)
- 作者: 高濱正伸
- 出版社/メーカー: 草思社
- 発売日: 2006/07/31
- メディア: 大型本
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高濱先生系はサピックスとかぶるので、どちらか好みでいいのではないでしょうか。個人的にはサピックス系の方が色がきれいだったりシールがついているので好きです。でも、高濱先生は数学オリンピックにも参加しているとか、そういう背景でいえば惹かれますが、まあそこまで算数に強くならなくてもよいかな。
・計算力系
それから、Webで
というのがあるので、それもいいですが、プリントアウトは面倒です。
・番外
早めに立体感覚も身につけてもらおうと以下のものもやりました。実際にキューブをつくって、それを組みあわせながら問題を解くという結構画期的なものの感じがしました。途中でキューブを無くしてしまうと一気にモチベーションが下がりますのでお気を付けを。
効果としては、わかりません。パズルや計算ばかりでも飽きるので、この時期は色々な刺激を提示するのがよいのかなと思っています。
算数脳ドリル立体王 入門編 やさしいキューブ100―花まる学習会式 (頭のいい子を育てるドリルシリーズ)
- 作者: 高濱正伸,平須賀信洋
- 出版社/メーカー: 学習研究社
- 発売日: 2007/12/12
- メディア: 単行本
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以下の本もやりました。これは展開図からどんな形ができるのかを当てる問題集でこれも画期的と思いますが、やはり効果不明。子どもは結構考えてはくれましたが。
花まる学習会式算数脳ドリル 立体王「入門編」たのしいキューブ100 (学研 頭のいい子を育てるドリルシリーズ)
- 作者: 高濱正伸,平須賀信洋
- 出版社/メーカー: 学習研究社
- 発売日: 2008/06/04
- メディア: 単行本
- 購入: 4人 クリック: 19回
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計算力の教科としてはタブレットのアプリもかなりお勧めですが、これはまた今度。
くもんを使う方もいると思いますし、それはそれでいいと思います。ただ、塾みたいなものに行く時間があったら小学生低学年なのだから、思いっきり公園とかであそんでほしいなというのが私の家庭の教育方針です。それから、くもんでどの程度思考力が養われるのか、私には疑問です。というわけで、費用・時間対効果という意味で私はいかせませんでした。家で問題集をちょっとだけやれば、親子の触れ合いにもなるし。
小学校1年生の漢字勉強
国語の要、「読み」「書き」の「書き」の部分に注目です。
書きには、漢字の知識が欠かせません。
漢字を読むという学習では、タブレットでの読み練習が非常に効果的でした。幼稚園時代からゲームとして漢字のアプリをしていると、漢字を読むことはすぐにマスターしました。(おすすめアプリはまたの機会に)
しかし、”書き”となると良いものがなかなかありませんでした。
アプリでも漢字を書くものがあるのですが、精度が非常に悪い。これを正解にするのか???というぐらい。しかも指でやることが多かったので、鉛筆の感覚とは少し違うように思いました。
そこで、読みの訓練に使った出口さんの漢字バーションをやってみたりもしましたが、これが全く良くない。読みの問題集があれほど良かったのに、手抜き感があって、私が読んでいてもこれはちょっと難しい・・・面白くない・・・という感じでした。
発想を変えて、漢字を成り立ちから理解するというアプローチを取ることにしました。記憶術のコツとして、絵で物事を記憶するというものがあるので、成り立ちを理解することで漢字も楽しく覚えられるのではと思ったのです。
下村式の漢字練習ノートは成り立ちから紹介されています。しかし!成り立ちは書いてありますが、漢字をただ書くだけでつまらない。結局続かない。
なので、子どもが覚えられない漢字を中心に辞書で調べて、こういう成り立ちだよと教えてあげることにしました。この分野の大家はやはり、白川静先生でしょう。色々な辞書を執筆されていますが、小学生の漢字に特化した下記の辞書は良かったです。
ただ、この辞書を調べても、??という成り立ちのものや、子どもに理解しづらいものがありました。たまたま親戚からくもんの漢字辞典をいただいていたので、こちらも参照すると、こちらも良くわかりやすかったです。
正統派好み、あるいは大人自身も勉強したい方は白川先生のを、より理解しやすいものであれば、くもんのものが良いと思います。
大きさとしては白川先生のものは持ち運び簡単なサイズですが、くもんのものは大きいので家で使用という感じです。この点からも選択できるかなと思います。
さてしかし、その都度辞書を引いて教えてあげるという労力も大変。全部できるわけがない。=効率悪し。
そこで、漢字検定を導入しました。達成感があって、短期間でがちっと覚えるという点では漢字検定が良かったです。満点賞というのがあって、一度取ると、またという気持ちになってくれれば、さらにモチベーションアップ。資格という賞状になると本人も誇らしげです。小学校1年生は10級できれば卒業。
よかった問題集1年生 国語 「読み」
国語は「読み」と「書き」に分かれます。
まず、「読み」には文・文章の構造の理解、知識、集中力が必要です。
このうち、一年生では、文の理解の初歩までを目指すのが無理がないレベルと思います。集中力は注意力ともだぶっていますが、文に注目させることで注意力が増します。知識はこの過程でそれなりについてくることを期待します。
ただし、1年生では文章に行く前に、一つの文の理解が重要です。結構本を読んでいる子どもでもせっかちな子どもは、文を読んでいるようで結構飛ばし読みをしていて、内容を聞くと良くわかっていないことも多いと思います。
段階としては、
1.ひらがな、カタカナ、簡単な漢字が読める
2.てにおは、つまり助詞を理解する
というのが一つの目標になると思います。
3.その上で文章を読む
この目標を達成するために、まずは、入学前から絵本とか図鑑とかに親しむことは楽しくていいと思います。
1年生になってお勧めの問題集としては、
出口汪の日本語論理トレーニング 小学一年 応用編: 全学力を伸ばす基本ソフト 論理エンジンJr. (教育単行本)
- 作者: 出口汪
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2013/07/22
- メディア: 単行本
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が挙げられます。
特徴としては
1.1冊が薄い!=割高ですが、終わるたびにモチベーションが上がる
2.問題文が短いので、読み易い=小学一年生の短い集中力でもあきない
3.てにおはの理解に最適
これを終えた上で、
この問題集を行う。
この問題集は、前述した3つの問題集に比べてしっかりとした長めの文章を読ませます。ただ、工夫があり、段階的に何度も読ませるという工夫があります。これによって、しっかり文章を読むという習慣が無意識的についてくるように思います。
具体的には、まず、全体の文章を音読させます。その後に、その文章をブロックに分けて、一つのブロックごとに、内容についての問題が提示されます。ですので、これも集中力が短くてもついていけるようになっています。
早い人なら一年かけずともこれらの問題集が終わってしまうと思います。その時は同じシリーズの2年生版に手を伸ばすのも一手です。
専門分野の事を勉強し続ける
プロフェッショナルの流儀で山口桂さんというオークションスペシャリストが紹介されていました。
日本美術のことは日本人がよくわかっているわけではない。世界にはそれ以上の人がたくさんいる、だから自分も勉強した。というようなことを言っていました。
専門家だからといって、日々淡々と仕事をしているだけではだめで、常に勉強しなければならないと刺激をうけたひと時でした。