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精神科医のブログ 臨床・生活・教育・経済

精神科医が語る、医療、生活、教育、経済のブログです。

確認がとめられない、汚さが耐えられず洗浄・掃除がやめられない 強迫性障害 おすすめのセルフヘルプ本

強迫性障害の本もたくさん出ているのですが、いくつか読んでみてこれはお勧めと思ったのは下記の本です。結構分厚いのですが、そのぶんセルフヘルプの治療としてはかなりしっかりしていると思います。そうして、こまかな技も詳しくてとてもよいと思います。

 

初めて受診される方をみていると強迫性障害という病気があることを知らないことがほとんどです。

ガスの元栓、戸締り、鍵の開け閉めの確認が止められず何分も何分もしてしまう。手が汚いと思って、ずっと手洗い。風呂が長い、歯磨きが長い。掃除がずっと止まらない。汚いと思ったらうふき続ける、洗い続ける。

どれか一つでもあって、日常生活や仕事に支障がでているようであれば、やはり治療が必要な状態と言えましょう。

 

強迫性障害を自宅で治そう!―行動療法専門医がすすめる、自分で治せる「3週間集中プログラム」。

強迫性障害を自宅で治そう!―行動療法専門医がすすめる、自分で治せる「3週間集中プログラム」。

 

 

不安障害は中核に不安があり、その不安を回避することで症状が強くなるという仕組みがあります。

鍵が閉まっているか不安→確認→不安がやわらぐ→確認

こういう悪循環を繰り返しているとどんどんこの行動が強化されてしまいます。

不安が確認をしなくても徐々に弱まることを体験することが治療の中心です。

この本はそこらへんがうまく工夫されています。